私事ですが、
先日『女子の武士道』(著書・石川真理子さん)を読んでおりました。
昔を生きてこられた方々の智慧は美しいなと、感じるばかり。
その中に、
『ハレの日には、かなう限りの贅沢をなさい』とのお言葉。
そして、こんな一節が。
「人間の心というのは弱いものなのです。
いつも忍耐ばかりでは、息も続かなくなるのですよ。
それに、ハレの日を家族で過ごさねば、一家はまとまらぬものですよ。
ふだん叱られてばかりのこども達も、
この日は無礼講にしてやらねば気の毒だからね」と。
様々なものがあふれている今の世の中、
食生活は今と昔とでは全く変わりましたが、
でもやっぱりハレの日は盛大に祝ってあげたいもの!
かなう限りの贅沢をして、また家族の絆を深める
そんな機会がハレの日なんですね。
さてさて、
そんなお祝いの席には欠かせない存在が”OSEKIHAN” お赤飯♪
なんで赤飯を食べるの?と疑問を持たれいる方もいるかと思います。
「お祝いといえば赤飯でしょ?」
なんですが、それがなぜかって(*´▽`*)
色んな意味があって、願いがあって、口にしているのがお赤飯。
日本人の感覚って本当に美しいなぁと感じる次第です。
赤飯?
赤飯の赤い色には”邪気を払う力”があるんだとか。
日本人は、何につけても邪気を払うために
食べたり、飾ったり、祈ったりしてきたんですね~
また、節分などと同様で、”豆には特別な力がある”から、
それを食し自分のエネルギーにしていたんだとか!
もちろん毎日の食事も大切なエネルギーだという認識はありますが、
そういった力を宿すための、
【元気玉】のような役割をもったのが豆だったわけですね!
ハレの日に赤飯を食べるのは、
みんなで食べることによって、そこにエネルギーが集まり、
お祝いする人に対してパワーを分け与えるような、
そんなイメージでしょうか♪
目に見えない力を、
実は私たちも知らず知らずのうちに使っていたわけですね~
本当におもしろいですねー!
ハレの日には、邪気を払い、
みんなで目に見えない特別な力を宿し、お祝いをする。
それが日本の儀式となり、今日まで残っているんですね。
今と昔では
その儀式に対してのとらえ方は違うかもしれませんが、
でも、それが続いているということは
昔の人から見ても嬉しいんじゃないかなぁ~と。
日本人が大切にしてきたバトンを受け継いでいるような
過去 現在 未来 全く違うようで、
人間が描くドラマはそこまで変わっていないのかなぁなんて
想いを馳せる機会にもなりました。
赤飯を調べれば調べるほど、
食べたくなってきた私ではありますが、笑
今ではコンビニにも並んでいますし、
簡単に赤飯が食べれる時代ではあります!
が、日本では昔から特別な日のお食事として
お赤飯が存在するんですね~♪♪
考えついた人、ありがとうございます~。
そんなハレの日だからこそ、
盛大なお祝いの時だからこそ、
一の谷の箱会席でも、
お赤飯に変更される方がとても多いですよ!
ご飯は、プラス200円でお赤飯に変更できます。
人生の節目、ハレの日には是非、
ご飯をお赤飯にして、邪気を払うパワーをつけて、
お祝いする主役の方に力を授けてあげましょう♪♪
写真は、
平安 3500円
プラスアレンジで
茶碗蒸し 500円
台物(鍋もしくは陶板焼き(和牛))1000円
果物 300円などもできます♪
笑顔が集まる機会には、
一の谷のお食事を囲んでエネルギーを強めてみませんか(^^♪
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